デザイナーとGitと私

デザイナー5年目ですが、今更ながらGitを触るようになったのでちょっとした感想をば。

Gitとは

git(ギット)は、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムである。 Linuxカーネルのソースコード管理に用いるためにリーナス・トーバルズによって開発され、それ以降ほかの多くのプロジェクトで採用されている。
(wikipediaから抜粋)

途中から何言っとるんじゃいという感じですが、ざっくり話せばMacOSのTime Machineの開発verのようなもの(?)らしいです。
ただTimeMachineと大きく違うところは、このバージョン管理を複数のデバイスで行えるということ。
例えばAとBが同じファイルを更新したとしても、各々のバージョンとして管理でき、それを合体することも可能です。
上記については下記の記事が詳しいです。
http://www.backlog.jp/git-guide/intro/intro1_1.html

Git食わず嫌いだった

Gitという存在を知ったのは、前の会社いた頃、だいたい去年2014年10月くらいだったのですが、
・バージョン管理というものにメリットが見いだせなかった(個別バックアップで良くね?)
・新ツール導入に対しての習得コスト(実際は簡単だった)

という障壁が当時あり、使用していませんでした。
その後、転職し開発者が複数いる環境やそもそも別の開発会社さんとやり取りする機会が増えたため、導入することになりました。

実際、導入自体はSource TreebitBucketでそれぞれすぐに終わりました。

実際に触ってみて気付いたこと

Gitを使い出すと必ず使う、コミット、プッシュ、プルとブランチがわかればhtml、php完結のWebサイトのバージョン管理はそこまで難しくないなと感じました。
マージ(分割したブランチを合体すること)はまだしっかりと触っていないため、なるほどわからんという状態です。

あとコミットをする際に、自分が更新したファイルに対してどういう作業を行ったかを視覚化出来るので一人での運用でも記録が残せて忘れないで管理出来るのはありがたいですね。

現在の使い方

現在はこのブログやお世話になってる方々のサイトを外部のサーバーに履歴を残せるbitBucketでそれぞれリモートリポジトリを作成して、導入のコミットを記録しました。
コミット残すの楽しい笑
私の場合、自宅作業のMac miniと外出+会社用のMacbook Proがあるので、それぞれにSourceTreeを導入して

デザイナーにおけるgitの使い道

ちょろちょろとデザイナーもGitを使おう!という記事がありますが、紙出身のデザイナーからするとすぐに始める必要はないという印象。
デザイナーとコーダーが完全分業しているところとかはあまり必要がないかもですね。
例えば、
・WEBデザイナー(デザイン/コーディング)と開発でひとつのデザインを作る
・フルスタックで複数案件を抱えているデザイナーさんが個々の進捗を忘れないように

とかだと、デザイナー×デベロッパーの連携としてとてもワークしそうな所感。
少なくともデザインがメインの制作会社さんとかデザイナー個人だけが無理に使う必要はないと思います。

Git、しっかり勉強しますよー!

上みたいなことつぶやいてますが、WEBデザインやサービスを開発する会社にいる以上、僕も一人だけで作業するなんてことはまずありえないので、Gitなどのバージョン管理やパイプラインツールなどを身につけていかねばと思います。
コミットとかプルとかの詳しい紹介とかは次回以降ですかねb
まずはGit!