たまに見かける金色のChromeについて調べてみた。

MontBlanc.です。

職場などでちょいちょい見かけることがあったのですが、
最近になって自分も使用するようになったのでメモも兼ねて。

最近ではInternet Explorerの次にシェアが増えてきているGoogle Chrome。
このChromeにはおなじみのロゴ以外に金色のロゴというものがあります。

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Chromeには4つの種類がある

みんなが使っているChromeですが、実は4つの顔があります。

Google Chrome:みんなが使ってるやつ。いわゆる通常版。
Google Chrome Beta:いわゆるベータ版。上のChromeよりもいち早く最新版を使える
Google Chrome Dev:いわゆる開発版。ベータ版と同じ機能だがこちらは拡張機能などに特化している模様(現在はリリースがない?)
Google Chrome Canary:後述。

上のひとつ以外はいわゆる開発というやつのようです。
ですが、今回の金色のChromeは通常版、ベータ版、開発版の3種とは「大きな違い」があります。

Chrome Canaryとは

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前述しました金色のロゴのChromeというのは「Google Chrome Canary(カナリア)」と言います。

このCanaryは
・通常版Chromeよりもいち早く最新のバージョンを使用できる
・毎日アップデートされる

という機能があります。
通常版Chromeが、毎日、常にアップデートされるという、いわゆる通常版実験台のような存在のようです。
それ故に公式ページの注意書きにもあるように動作が不安定になりやすいアプリのようですので、使用には注意が必要です。

CanaryがBeta・Devと違うところ

「最新のバージョンを使用できる」というのはBetaとDevにもある機能なのですが、
BetaとDevは通常版Chromeと同じアプリとして扱われており、
インストールすると通常版Chromeが開発者版に成り代わってしまい、通常版のように使用できなくなってしまいます。

ですが、Canaryは通常版Chromeとは別のアプリとして使用することができます。

スクリーンショット 2015-01-12 22.23.50
こんな感じ。

Canaryで最新版の機能をいち早く使いつつ、大きなバグやエラーなどが発生した場合は通常版に戻すことや
最新版に対応させたChromeアプリを検証する、なんてことも出来そうですねb

私のCanaryの使い方

私はChromeとChrome Canaryを2つ使いをしています。
WEBデザイナーをさせてもらっているので、主にチェック用としてCanaryを使っています。

スクリーンショット 2015-01-12 22.42.05

通常版:PC版の
Canary:横幅をうんと小さくしてスマホページのチェック用に。

といった感じです。
通常版でもいけるのですが、ブラウザの大きさは直前のサイズに依存してしまうようなので、
Canaryを常に細長く使うブラウザとして使っています。

まとめ

ずっと気になっていた「金色のChrome」ですが、色々調べさせてもらって気持ちがスッとしました。
みなさんもいつものChromeから気分転換なんてどうですか?、なんてw

ではでは〜。

参考:
Google Chrome Canary – Google
未来を見る眼があるならCanaryだ。 – 未来の眼
Google Chromeのアイコンを金色にする方法 – Logic+Idea