Zoom最新ver.5.0.0以降でも仮想カメラを使えるようにする。

EpocCameraやTwistCamも使えないため、MacのZoomは最近まで旧ver(ver5未満)のままだったのですが、いよいよver5以降のアップデートを要求されたので、色々調べてみました。

  1. Zoomオリジナルのコード署名を削除する。
  2. Xcode/iOSの要求が出た場合は同意
  3. Zoomを起動。表示されたダイアログには「許可」or「常に許可」

後述しますが、利用・操作は自己責任でお願いします。

ターミナルを実行してもうまくいかず。

私はMacユーザーなのですが、確か数日前から来ていたものの蹴っていたZoomのアップデートを入れてみたら、そのあとSnap Cameraが使えなくなっている(Zoomのカメラとして適用されない、そもそもZoomのカメラの選択肢として出てこない)ことに気づきました。 24時間以内の時間設定でググってみてもロクな情報が...

こちらのnoteが参考になったので、実行。
記事の下の方に以下のコマンドを実行するとあった。

codesign --remove-signature /Applications/zoom.us.app/

しかし、試してみるも変化なし。

色々調べてみると、同様のことを試そうとしている記事が。
Zoomに仮想カメラを適用するには、どうやら「オリジナルのコード署名を削除する」か「オリジナルのコード署名を自己署名のものに変更する」とあり、noteには前者のことが説明されている模様。

はじめに OBS-Studio で 仮想カメラ (mac-obs-virtual-camera) が使えるようになったので、zoom でも使ってみたいですよね。

Xcode/iOS の要求に同意する

上のコマンドがうまく動かなかった時に出てきた、テキストを調べてみる。
どうやら「まだXcode/iOSのライセンスに同意してないみたいだから、同意してくれない?」という意味の模様。

Agreeing to the Xcode/iOS license requires admin privileges, <br>please run “sudo xcodebuild -license” and then retry this command.

この対応については以下の記事を参考にさせてもらった。

概要 個人的メモ。 gitコマンドを叩いた時にXcode/iOS関連のライセンスに同意するよう言われたので対応した。 ※実行環境はMacOS Mojave 事象 $ git status Agreeing to the ...
  1. コマンドを実行
  2. ライセンス情報を確認する(=規約内容をチェックする)
  3. ライセンス内容に同意する

2 で「q」を押してしまうと規約内容を確認しないままキャンセルになるので、Enterで確認していく。
かなりの回数のEnterを叩くので覚悟する。

この同意を済ませた後に先のコマンドを叩いたところ、無事にZoomで仮想カメラが使えるようになった。

カラクリ

なぜ仮想カメラを使用してはいけないのか?という疑問は CVE-2020-11470 で報告されています。

「ユーザー権限を持つローカルプロセスが巧妙に細工されたライブラリをロードして、ユーザーへの通知無しにカメラとマイクへのアクセスを取得できてしまう点」とのこと。

https://qiita.com/kitazaki/items/a7ee0eaa2e1f0cba5764

ざっくり言うとセキュリティとして甘いところをついている模様で「オリジナルのコード署名を削除する」というのは、バージョンアップでシャットアウトしていた所を無理矢理こじ開けている、ということ。

メジャーな仮想カメラならまだ良いが、マイナーなアプリのカメラ認証などにマルウェアが仕込まれていると危険なので、利用は自己責任でお願いします。

自分も気をつけながら試していきたいと思います。